経営体減少・高齢化が進む中で、なぜ農機需要は底堅いのか?
コンペティティブ農業経営体数は長期的に減少傾向にあり、高齢化も並行して進行しています。2024年の全国雇用者数は167.3万人と前年から微減しましたが、一方で、担い手への農地集約により1経営体あたりの平均経営面積は拡大しており、これが大型機・高機能機の買い替え需要を支える構造的要因となっています。
2025年に出荷総額が前年比 +9.1% と回復したのも、こうした構造的需要に加えて買い替えサイクルのタイミングが重なった結果と整理できます。中長期的には、経営体減少が続いても1経営体あたりの機械装備投資額は拡大方向にあり、業界全体の出荷額レベルはレンジ内で循環的に推移する見方が成立します。