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映画の入場者数とスクリーン数|入場人員・劇場数・観覧料金の推移【2026年版】

2025年の映画の入場人員は1.89億人、全国のスクリーン数は3,697、平均観覧料金は1,454円です。入場人員は1958年頃の約11.27億人をピークに減少し、近年は2億人弱で推移しています。劇場はシネマコンプレックスが全スクリーンの約9割を占め、平均観覧料金は長期的に上昇しています。

入場人員(2025年)
1.89億人
1958年頃のピーク約11.27億人から減少、近年は2億人弱で推移
出典: 日本映画製作者連盟 興行統計
スクリーン数(2025年)
3,697
うちシネマコンプレックス3,305(約9割)
出典: 日本映画製作者連盟 興行統計
平均観覧料金(2025年)
1,454
1955年の63円から長期的に上昇
出典: 日本映画製作者連盟 興行統計
公開本数(2025年)
1,305
邦画694本・洋画611本
出典: 日本映画製作者連盟 興行統計

映画の入場人員の推移 (1955-2025年、万人)

1958年頃の約11.27億人をピークに減少、近年は2億人弱で推移
単位: 万人
037,50075,000112,500150,000556065707580859095000510152025
出典: 日本映画製作者連盟 興行統計
年度19551956195719581959196019611962196319641965196619671968196919701971197219731974197519761977197819791980198119821983198419851986198719881989199019911992199319941995199619971998199920002001200220032004200520062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202320242025
入場人員万人86,89199,388109,888112,745108,811101,43686,34366,22851,11243,14537,26834,58133,50731,34028,39825,48021,67518,73918,53218,57417,40217,10216,51716,60416,50916,44214,94515,52817,04315,05315,51316,07614,39414,48314,35714,60013,83312,56013,07212,29912,70411,95814,07215,31014,47613,53916,32816,07716,23517,00916,04516,45916,31916,04916,93017,43614,47315,51615,58916,11216,66318,01917,44816,92119,49110,61411,48215,20115,55414,44418,876
前年比+14.4%+10.6%+2.6%-3.5%-6.8%-14.9%-23.3%-22.8%-15.6%-13.6%-7.2%-3.1%-6.5%-9.4%-10.3%-14.9%-13.5%-1.1%+0.2%-6.3%-1.7%-3.4%+0.5%-0.6%-0.4%-9.1%+3.9%+9.8%-11.7%+3.1%+3.6%-10.5%+0.6%-0.9%+1.7%-5.3%-9.2%+4.1%-5.9%+3.3%-5.9%+17.7%+8.8%-5.4%-6.5%+20.6%-1.5%+1.0%+4.8%-5.7%+2.6%-0.9%-1.7%+5.5%+3.0%-17.0%+7.2%+0.5%+3.4%+3.4%+8.1%-3.2%-3.0%+15.2%-45.5%+8.2%+32.4%+2.3%-7.1%+30.7%
読み解き

映画の入場人員は、1958年頃の約11.27億人を史上のピークに、長期的に減少しました。1950年代後半はテレビの普及前で映画が娯楽の中心でしたが、テレビの普及とともに観客が離れ、1990年代には1億2,000万人台まで落ち込みました。

その後はシネマコンプレックスの普及で持ち直し、2019年には約1.95億人まで回復しましたが、2020年のコロナ禍で半減しました。2025年は1.89億人で、コロナ前の水準にはまだ戻っていません。近年の興行収入の回復は、入場人員の回復に加えて平均観覧料金の上昇が支えています。

このグラフに関連するトピック

映画の平均観覧料金の推移 (1955-2025年、円)

1955年の63円から2025年の1,454円へ長期的に上昇
単位:
03757501,1251,500556065707580859095000510152025
出典: 日本映画製作者連盟 興行統計
年度19551956195719581959196019611962196319641965196619671968196919701971197219731974197519761977197819791980198119821983198419851986198719881989199019911992199319941995199619971998199920002001200220032004200520062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202320242025
平均観覧料金636262646572851151521782032192362622953243664115006317518529239679581,0091,0931,0921,0931,1441,1181,1161,1201,1181,1611,1771,1811,2101,2521,2491,2431,2451,2591,2641,2631,2621,2261,2241,2521,2401,2351,2331,2161,2141,2171,2661,2521,2581,2461,2851,3031,3071,3101,3151,3401,3501,4101,4021,4241,4331,454
前年比-1.6%+0.0%+3.2%+1.6%+10.8%+18.1%+35.3%+32.2%+17.1%+14.0%+7.9%+7.8%+11.0%+12.6%+9.8%+13.0%+12.3%+21.7%+26.2%+19.0%+13.4%+8.3%+4.8%-0.9%+5.3%+8.3%-0.1%+0.1%+4.7%-2.3%-0.2%+0.4%-0.2%+3.8%+1.4%+0.3%+2.5%+3.5%-0.2%-0.5%+0.2%+1.1%+0.4%-0.1%-0.1%-2.9%-0.2%+2.3%-1.0%-0.4%-0.2%-1.4%-0.2%+0.2%+4.0%-1.1%+0.5%-1.0%+3.1%+1.4%+0.3%+0.2%+0.4%+1.9%+0.7%+4.4%-0.6%+1.6%+0.6%+1.5%
読み解き

平均観覧料金は、1955年の63円から2025年の1,454円まで長期的に上昇してきました。1970年代から1990年代にかけて物価の上昇とともに引き上げられ、2000年代以降は1,200円台から1,400円台で推移しています。

料金の上昇は、入場人員が頭打ちの中でも興行収入を支える要因になっています。近年はIMAXや4DXなどの高付加価値の上映による単価の上乗せも進んでおり、料金の上昇と入場人員の関係が興行収入を左右しています。

このグラフに関連するトピック

映画のスクリーン数の推移 (1955-2025年、館)

2025年は3,697、うちシネマコンプレックスが約9割
単位:
02,0004,0006,0008,000556065707580859095000510152025
出典: 日本映画製作者連盟 興行統計
年度19551956195719581959196019611962196319641965196619671968196919701971197219731974197519761977197819791980198119821983198419851986198719881989199019911992199319941995199619971998199920002001200220032004200520062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202320242025
スクリーン数5,1846,1236,8657,0677,4007,4577,2316,7425,6964,9274,6494,2964,1193,8143,6023,2462,9742,6732,5302,4682,4432,4532,4202,3922,3742,3642,2982,2672,2392,1912,1372,1092,0532,0051,9121,8361,8041,7441,7341,7581,7761,8281,8841,9932,2212,5242,5852,6352,6812,8252,9263,0623,2213,3593,3963,4123,3393,2903,3183,3643,4373,4723,5253,5613,5833,6163,6483,6343,6533,6753,697
前年比+18.1%+12.1%+2.9%+4.7%+0.8%-3.0%-6.8%-15.5%-13.5%-5.6%-7.6%-4.1%-7.4%-5.6%-9.9%-8.4%-10.1%-5.3%-2.5%-1.0%+0.4%-1.3%-1.2%-0.8%-0.4%-2.8%-1.3%-1.2%-2.1%-2.5%-1.3%-2.7%-2.3%-4.6%-4.0%-1.7%-3.3%-0.6%+1.4%+1.0%+2.9%+3.1%+5.8%+11.4%+13.6%+2.4%+1.9%+1.7%+5.4%+3.6%+4.6%+5.2%+4.3%+1.1%+0.5%-2.1%-1.5%+0.9%+1.4%+2.2%+1.0%+1.5%+1.0%+0.6%+0.9%+0.9%-0.4%+0.5%+0.6%+0.6%
読み解き

スクリーン数は、1960年頃の約7,500館をピークに、観客の減少とともに1990年代には1,700館台まで落ち込みました。映画館の閉館が相次いだ時期です。

その後、1990年代後半からのシネマコンプレックスの普及でスクリーン数は回復し、2025年は3,697まで増えました。このうちシネマコンプレックスが3,305と約9割を占めます。1つの施設に複数のスクリーンを持つことで多様な作品を同時に上映でき、商業施設との併設で集客しやすいことが、スクリーン数の回復を支えました。

このグラフに関連するトピック

主要論点

入場人員の頭打ちをどう見るか?

映画の入場人員は、1958年頃の約11.27億人を史上のピークに長期的に減少し、近年は2億人弱で推移しています。2019年の約1.95億人がコロナ前のピークで、2025年は1.89億人とまだ完全には戻っていません。

入場人員が頭打ちの中で興行収入が回復しているのは、平均観覧料金の上昇によるところが大きいです。料金は1955年の63円から2025年の1,454円へ上昇し、1人あたりの単価が増えました。

中期的には、料金の上昇には観客の負担という上限があり、入場人員をどう増やすかが課題として残ります。大型作品のヒットや、新しい観客層の取り込みが、入場人員を左右します。

シネマコンプレックスへの集約は何をもたらしたか?

スクリーン数は、1960年頃の約7,500館をピークに1990年代には1,700館台まで落ち込んだ後、シネマコンプレックスの普及で回復しました。2025年は3,697で、うちシネマコンプレックスが3,305と約9割を占めます。

シネマコンプレックスは、1つの施設に複数のスクリーンを持ち、多様な作品を同時に上映できます。商業施設との併設で集客しやすく、1990年代以降の入場人員とスクリーン数の回復を支えました。

一方で、独立系のミニシアターや単館系の劇場は減少傾向にあり、アート系・ドキュメンタリーなど大手とは異なる作品の上映機会の確保が課題です。興行網の効率と作品の多様性の両立が論点になっています。

公開本数の増加は何を意味するか?

2025年の公開本数は1,305本(邦画694本・洋画611本)で、長期的に増加しています。シネマコンプレックスの普及でスクリーン数が増え、多様な作品を上映できるようになったことが背景にあります。

入場人員が頭打ちの中で公開本数が増えると、1作品あたりの観客数は分散します。大型作品が観客を集める一方、中小規模の作品は限られた観客を分け合う構造です。

配信向けの作品供給も広がる中で、劇場で公開する作品をどう選び、どう届けるかが、各社の公開戦略の論点になっています。

中期見通し

近未来1-2年

入場人員はコロナ前の水準への回復を目指す局面が続きます。大型作品のヒットが入場人員を押し上げる一方、平均観覧料金の上昇が興行収入を支えます。公開本数の増加で、作品ごとの観客動員の差が広がります。

中期3-5年

入場人員が頭打ちの中で、料金と高付加価値の上映による単価の向上が興行収入を支える方向です。IMAXや4DXなどの上映設備への投資と、シネマコンプレックスの効率的な運営が、劇場の収益を左右します。

長期5-10年

人口の減少や配信との競合が進む中で、劇場の規模と多様性をどう保つかが長期の論点です。シネマコンプレックスの効率と、ミニシアターが担う作品の多様性の両立が問われます。

よくある質問

映画の入場者数はどれくらいですか?
日本映画製作者連盟の興行統計によると、2025年の映画の入場人員は1.89億人です。入場人員は1958年頃の約11.27億人を史上のピークに減少し、近年は2億人弱で推移しています。2019年の約1.95億人がコロナ前のピークでした。
映画館のスクリーン数はどれくらいですか?
2025年の全国のスクリーン数は3,697で、このうちシネマコンプレックスが3,305と約9割を占めます。スクリーン数は1960年頃の約7,500館をピークに1990年代には1,700館台まで落ち込んだ後、シネマコンプレックスの普及で回復しました。
映画の観覧料金はいくらですか?
2025年の平均観覧料金は1,454円です(日本映画製作者連盟)。1955年の63円から長期的に上昇してきました。近年はIMAXや4DXなどの高付加価値の上映による単価の上乗せも進んでいます。
映画の公開本数はどれくらいですか?
2025年の公開本数は1,305本で、内訳は邦画694本・洋画611本です。シネマコンプレックスの普及でスクリーン数が増え、公開本数も長期的に増加しています。
なぜ入場者数が減っても興行収入は回復しているのですか?
平均観覧料金の上昇が要因です。入場人員は2019年の約1.95億人から2025年の1.89億人とまだ完全には戻っていませんが、料金が63円(1955年)から1,454円(2025年)へ上昇し、1人あたりの単価が増えたため、興行収入は回復しています。

参考資料 / 一次ソース

  1. 1.
    日本映画製作者連盟 (映連) 興行統計
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