なぜ邦画は洋画を逆転したのか?
2002年には邦画のシェアが27.1%まで低下し、洋画(ハリウッド作品など)が優位でした。流れが変わったのが2008年で、邦画が59.5%と洋画を再逆転しました。
背景には、テレビ局や出版社が製作に参加するアニメ・実写の大型邦画が増え、テレビでの宣伝と連動して観客を集めるようになったことがあります。人気のIP(知的財産)を原作とする作品が、安定して観客を動員する構図です。
近年は邦画が興行収入の約4分の3を占め、2025年は75.6%まで高まりました。邦画優位は一過性ではなく、製作・宣伝の構造に支えられた定着した傾向と見られます。