アニメ映画への依存をどう見るか?
近年の邦画は、アニメ映画のヒットに大きく支えられています。2024年は興行収入10億円以上の作品の57.2%がアニメで、2025年も鬼滅の刃が邦画首位に立ちました。人気IPを原作とするアニメ映画は、固定ファンに支えられて安定した動員が見込めます。
この構造は邦画の強みである一方、ヒット作の有無で年ごとの興行収入が振れやすいというリスクも抱えます。大型のアニメ作品が重なった年は数字が伸び、そうでない年は反動が出ます。
中期的には、アニメへの依存度を保ちつつ、実写の大型作品や新たなIPをどう育てるかが、邦画の安定成長の論点になります。