映画輸出の中身をどう見るか?
映画の輸出は2024年に5.4億ドルと過去最高を記録し、12年連続で増加しました。海外の劇場公開だけでなく、配信やライセンスを含む形で、日本の映画が届く範囲が広がっています。
輸出の伸びを牽引しているのはアニメです。テレビや配信で築いた認知を背景に、人気アニメの劇場版が海外でも公開され、関連商品やライセンスの収入も加わります。『ゴジラ-1.0』のように実写でも海外で大型の興行を収める例が現れたことは、邦画の海外での可能性を広げています。
ただし、国内市場と比べれば海外の規模はまだ発展途上で、作品によって到達の度合いには差があります。安定した海外収益をどう積み上げるかが課題です。