著作権収益がインタラクティブ配信中心になったことは、何を意味するのか?
JASRACの使用料徴収のうち、インタラクティブ配信は2024年度に563.8億円と、放送(279.7億円)や演奏(260.1億円)を上回って最大の利用形態になりました。2020年度の322.9億円からの伸びで、ストリーミングの普及が著作権収益の構造を変えています。
この変化は、権利者への収入の入り方を変えました。放送や演奏では、番組や公演という単位で使用料が生まれていましたが、配信では楽曲が再生されるたびに使用料が積み上がります。多くの再生を集める楽曲ほど、配信からの使用料が大きくなる仕組みです。
配信が著作権収益の中心になるほど、再生のデータをどう正確に把握し、権利者へ分配するかが重要になります。膨大な再生のデータを処理し、作詞・作曲家などへ細かく分配する仕組みの精度が、権利者の収入を左右する要素になっています。