戸建の取得費はどう読めばよいのか?
戸建の取得費には複数の調査があり、何を含めて数えるかが異なるため、単純に比べることはできません。フラット35利用者調査は、建物だけの注文住宅の建設費(3,932万円)、土地付き注文住宅(5,007万円)、建売の物件価格(3,826万円)を区別して把握しています。
国の住宅市場動向調査は土地を含む購入資金で集計し、注文住宅が6,188万円、住団連の大都市圏調査では7,006万円と、対象地域や集計範囲によって金額が変わります。これは調査の対象が違うためで、どちらが正しいというものではありません。
大切なのは、これらを一つの数字に揃えたり合算したりせず、それぞれの前提とともに読むことです。自分の条件(注文か建売か、土地を持っているか、どの地域か)に近い調査の数字を参照するのが現実的です。平均だけでなく中央値も見ると、価格の分布の偏りを掴みやすくなります。