ラーメン市場はなぜ10年で1.6倍に拡大したのか?
ラーメン店市場は、2014年度の5,066億円から2024年度に7,900億円へと約1.6倍に拡大しました。背景にあるのが、チェーンの積極的な出店です。上位50社の合計店舗数は10年で約1,200店増え、6,200店となりました。
拡大には、来店需要の回復と1杯あたりの価格の上昇の両方が寄与しています。1世帯あたりの中華そば(外食)支出は2024年に8,663円とコロナ前を上回り、需要が戻っています。一方で、原材料費の高騰を受けた値上げも進んでおり、客単価の上昇が市場金額を押し上げる面もあります。
つまり、市場の拡大は店舗網の拡大・来店の回復・値上げが重なった結果です。原材料費の高騰で個人店の淘汰が進むなかでも、効率的な経営で出店を続けるチェーンが、市場全体を成長させてきました。