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TOPIC DETAIL · CASE & AUTONOMOUS

自動車のCASEと自動運転|OEMのR&D投資・自動運転レベル別実装・RoAD to L4の現在地【2026年版】

CASE (Connected = 通信接続 / Autonomous = 自動運転 / Shared = 共有 / Electric = 電動の頭字語、メルセデス・ベンツが 2016 年 CES で提唱した自動車産業の中長期競争軸) は日本でも OEM (Original Equipment Manufacturer、完成車メーカー) + Tier1 (1次部品メーカー、OEM 直接取引) の研究開発の中核。FY2025 (2025 年 3 月期) の R&D 投資は OEM 上位 3 社で約 3 兆円規模 (トヨタ 1.3 兆 / ホンダ 1.0 兆 / 日産 0.6 兆、各社決算短信)、Tier1 デンソーも 0.6 兆円で日産と同水準。自動運転は L2 (運転支援) が新車のほぼ全数搭載 (AEB = 自動緊急ブレーキ 2021 年 11 月義務化以降)、L3 (条件付自動運転) は Honda Legend 2021 年 3 月の世界初市販 (法人 100 台限定リース、車両 1,100 万円、Legend 自体は 2021 年末で生産終了) で限定、L4 (限定領域自動運転) は METI・MLIT 横断の RoAD to L4 で 2025 年 50 か所目標 の実証段階。海外では 米 Waymo が 2025 年末で週 45 万トリップ規模に到達 (2024 年 11 月 17.5 万 → +157% 成長)、中国 Baidu Apollo も 10+ 都市で L4 商用化が先行する一方、国産は RoAD to L4 と SDV (Software Defined Vehicle、車両機能をソフトで更新する設計) で追随する局面。トヨタ Arene OS は 2025 年 RAV4・Lexus ES に第 1 世代 (multimedia 限定) を実装、2026 年新世代 BEV で第 2 世代 (全機能統括) の予定です。

R&D 首位トヨタ (FY2025)
1.3兆円
前年比 +11.66%、絶対額で日本 OEM 圧倒的首位、売上比 2.7%
出典: トヨタ自動車 2025年3月期 決算短信 IFRS
RoAD to L4 目標 (2025)
50か所
METI・MLIT 横断、限定領域 L4 移動サービス展開目標 (過疎シャトル/物流/空港アクセス)
出典: METI / MLIT 自動車戦略
Honda Legend L3 発売 (世界初)
2021
法人 100 台限定リース、月額約 30 万円、Legend は 2021 年末生産終了 (後継未投入)
出典: Honda Stories / プレスリリース
Waymo 週次トリップ (2025 末)
45
2024 年 11 月 17.5 万 → 2025 末 45 万 (+157% 成長)、SF/LA/Phoenix/Austin/Atlanta 5 都市
出典: The Driverless Digest (2025 末公表)

主要 OEM 5 社 + Tier1 デンソーの研究開発費 (FY2025、各社決算短信ベース)

単位: 兆円6 カテゴリ・合計 3.91
0.000.380.751.131.501.31トヨタ1.05ホンダ0.62日産0.62デンソー (Tier1)0.17マツダ0.14SUBARU
出典: 各社 2025 年 3 月期 決算短信 (IFRS / JP-GAAP) — トヨタ 1.31 兆 (+11.66%) / ホンダ 1.046 兆 (+28.1%) / 日産 0.619 兆 (+1.49%) / デンソー 0.619 兆 (Tier1、売上比 8.6%) / マツダ 0.167 兆 (+14.22%) / SUBARU 0.142 兆
カテゴリトヨタホンダ日産デンソー (Tier1)マツダSUBARU
値(兆円1.311.050.620.620.170.14
シェア33.5%26.9%15.9%15.9%4.3%3.6%
読み解き

絶対額: トヨタ 1.31 兆円が圧倒的首位 (FY2025 +11.66%)、ホンダ 1.05 兆円 (+28.1% の急増、SDV / EV 投資加速が背景) が続き、日産 0.62 兆円 と Tier1 デンソー 0.62 兆円が同水準。Tier1 デンソーが OEM 中堅 (日産) と同等規模の R&D 投資というのは Tier1 が単なる部品供給ではなく CASE / SDV 領域でのエコシステム形成者 として機能している証拠。マツダ 0.17 兆 / SUBARU 0.14 兆は規模では下位だが、北米中心の差別化路線で必要十分な投資水準です。

売上比 R&D: トヨタ 2.7% / ホンダ 4.8% / 日産 4.9% / マツダ 3.3% / SUBARU 3.0% / デンソー 8.6% (Tier1 で最高水準)。海外比較では VW 7-8% / Tesla 5-6% / 中国 NIO・Xpeng・Li Auto 10%+ で、日本 OEM 上位は売上比で見ると 海外勢の半分前後の水準絶対額の優位 (トヨタ 1.31 兆円) は SDV (Software Defined Vehicle) のソフトウェア領域では必ずしも勝ち筋にならない 可能性 — 投資の質 (ハード偏重 vs ソフト偏重) が中期 5 年の競争力を左右します。

自動運転レベル別の実装状況 (L0-L5、SAE J3016 規格)

国内の代表事例と実装段階を整理 (SAE J3016 規格: 2014 初版、2021 改訂)
区分名称時期ステージ定義
L0運転支援なし〜2010 年代消滅段階自動化機能なし、運転は完全に人間が担当。旧型車のみ残存
L1単一機能の運転支援2010 年代前半旧モデルのみアダプティブクルーズコントロール (ACC) 等、加減速か操舵のどちらか一方を自動化
L2部分運転自動化2018 年〜 普及普及完了加減速 + 操舵を同時に自動化、ハンズオフ条件付。AEB (自動緊急ブレーキ) は 2021 年 11 月以降の新型車で義務化、L2 は新車のほぼ全数搭載
L3条件付自動運転2021 年 3 月〜限定モデルのみ限定条件下で運転責任がシステム側、緊急時のみドライバー介入。Honda Legend (2021 年 3 月発売) が世界初の市販 L3、法人 100 台限定リース (月額約 30 万円、車両 1,100 万円)、Legend 生産は 2021 年末に終了 (後継未投入)
L4限定領域自動運転2024-2025 年 実証実証 → 段階展開特定エリア・条件で完全自動運転、ドライバー不要。RoAD to L4 で 2025 年 50 か所目標 (過疎シャトル/物流/空港アクセス)。海外では Waymo (米、SF/LA/Phoenix/Austin/Atlanta の 5 都市) と Baidu Apollo (中、北京/上海/武漢/広州など 10+ 都市) が商用化
L5完全自動運転2030 年代〜想定研究段階全条件・全環境で完全自動運転、ステアリング・ペダル不要設計も可能。商用化は 2030 年代以降の見通し、技術 + 法制度 + 社会受容の三重課題
読み解き

国内では L2 普及・L3 限定・L4 実証段階 の整理。L2 普及は AEB の 2021 年 11 月義務化 が転換点で、現在の新車はほぼ全数が L2 相当の運転支援を搭載。L3 は Honda Legend が世界初の市販 (2021 年 3 月、法人 100 台限定リース) ですが、後続車種の国内市販は未だ限定的で、Legend 自体も 2021 年末に生産終了 (後継未投入) という慎重な進度です。

L4 は実証段階。METI・MLIT 横断の RoAD to L4 プロジェクトで 2025 年 50 か所目標 (過疎地域シャトル・物流・空港アクセスが中心) で、ティアフォー (自動運転 OSS Autoware を主導する名古屋大発スタートアップ) や OEM 各社が参画。海外との差は約 2-3 年、米 Waymo (2025 年末で週 45 万トリップ規模) と中国 Baidu Apollo (10+ 都市) が L4 ロボタクシー商用化で先行する一方、日本は 限定領域の公共交通・物流寄りの実装を優先する戦略 で、用途・実装ペースの違いが背景にあります。

自動運転・SDV 実装ロードマップ (2021-2030)

国内 OEM + 海外勢の主要マイルストーン (WebFetch 照合済の確定事実のみ)
  1. 2021/3
    Honda Legend 発売 (世界初の市販 L3、法人 100 台限定リース、車両 1,100 万円・月額約 30 万円、Legend は同年末で生産終了)
    ホンダ
  2. 2021/11
    AEB (自動緊急ブレーキ) が新型車で義務化、L2 普及の起点
    国交省
  3. 2022
    Mercedes-Benz EQS / S-Class が独・米で L3 市販 (世界 2 例目、日本未投入)
    海外 (Mercedes-Benz)
  4. 2023
    RoAD to L4 プロジェクト本格始動 (METI・MLIT 横断、過疎地域シャトル + 物流の限定領域)
    政府
  5. 2024
    Waymo が SF / Phoenix で L4 ロボタクシー商用拡大、年末で週 17.5 万トリップ規模
    海外 (Waymo)
  6. 2024
    Baidu Apollo が北京・上海・武漢・広州など中国 10+ 都市で L4 商用化
    海外 (Baidu)
  7. 2025
    トヨタ Arene OS 第 1 世代を RAV4・Lexus ES に実装 (multimedia 機能限定の SDV 起点)
    トヨタ
  8. 2025
    RoAD to L4 で 50 か所の限定領域 L4 移動サービス展開目標
    政府 (METI・MLIT)
  9. 2025 末
    Waymo が週 45 万トリップ規模に到達 (前年同期比 +157% 成長)、5 都市運営、累計 25M マイル + 4M 完全自動運転ライド (2024 通年)
    海外 (Waymo)
  10. 2026
    トヨタ Arene OS 第 2 世代 (車両全機能を統括) を新世代 BEV に実装予定、ホンダ E&E アーキテクチャ + Sony Honda Mobility AFEELA 投入予定
    トヨタ・ホンダ

主要論点

日本の自動運転は欧米中に追いつけるか?

米 Waymo は 2024 年 11 月 週 17.5 万トリップ → 2025 年末 週 45 万トリップに +157% 成長、SF・LA・Phoenix・Austin・Atlanta の 5 都市で L4 ロボタクシー (運転手不在の有償運送) を商用展開しています (出典: The Driverless Digest 2025 末公表)。中国 Baidu Apollo は北京・上海・武漢・広州など 10+ 都市で L4 商用化、いずれも乗客が運転席に座らない完全自動運転サービスを提供しています。一方、日本は RoAD to L4 (METI・MLIT 横断) で 2025 年 50 か所目標 という慎重なロードマップで、商用化の主軸は 地方シャトル・物流の限定領域 から始まり、都市部ロボタクシーへの到達は 2027-2030 年が現実的な見通し。

格差の要因は (1) 規制と責任 (米国は州ごとに段階運用可、日本は道路交通法・損害賠償体系の整備に時間)、(2) 技術ベースの違い (米中はマップレス + AI Vision 重視、日本は高精度 3D マップ + センサーフュージョン重視で開発・運用コストが異なる)、(3) 商用化の優先順位 (米中は都市ロボタクシー、日本は地方公共交通・物流) という戦略の違いの 3 軸。完全な「追いつき」ではなく、用途特化での独自展開 が日本の中期 5 年の現実的シナリオです。

中長期 (2030 年代) では Waymo / Baidu / Tesla FSD (Full Self-Driving、米国でドライバー監督下の有償サービス) / 国産 OEM 連合の L4 移動サービスがグローバル競争領域 に。Waymo の都市拡大ペース、中国 BYD・NIO の自動運転商用化、日本の RoAD to L4 50 か所の運営実績が、業界次の 10 年の地理ポジションを規定します。

国産 OEM の R&D 投資密度で SDV 競争に勝てるか?

FY2025 R&D 絶対額 はトヨタ 1.31 兆円・ホンダ 1.046 兆円が日本 OEM 圧倒的首位 (各社決算短信)、Tier1 デンソーも 0.619 兆円で日産と同水準 (マツダ 0.17 兆 / SUBARU 0.14 兆と比べると 4 倍規模)。売上比 R&D はトヨタ 2.7% / ホンダ 4.8% / 日産 4.9% / デンソー 8.6% (Tier1 最高水準) という構造です。

海外との比較: ドイツ VW は売上比 R&D 7-8%、米 Tesla は 5-6%、中国新興 (NIO / Xpeng / Li Auto) は 10%+ を CASE / SDV / 電動化に集中投下しています (これらは概数で、各社年報による)。日本 OEM 上位は売上比で見ると 海外勢の半分前後 で、絶対額の優位 (トヨタ 1.31 兆円) は SDV のソフトウェア領域では必ずしも勝ち筋にならない 可能性。CASE 投資の質 (ハード偏重 vs ソフト偏重) が中期 5 年の競争力を左右します。

国産の SDV 戦略: トヨタは Arene OS を 2025 年 RAV4・Lexus ES に第 1 世代 (multimedia 機能限定) を実装、2026 年新世代 BEV で第 2 世代 (車両全機能を統括) を実装予定 (Woven by Toyota 主導、Car Watch 報道)。ホンダは E&E アーキテクチャを 2026 年新規 EV で展開、Sony Honda Mobility との共同 EV (AFEELA) 2026 投入予定。勝ち筋の論点: (1) ソフトウェア人材の確保 (海外新興は数千人規模、国産は 1,000-2,000 人規模)、(2) OTA (Over-The-Air) 更新基盤の運用頻度 (Tesla は週次・月次、国産は年次が多い)、(3) サブスク販売モデル (機能アンロックの課金構造)、の 3 点が課題です。

ロボタクシー普及で個人保有モデルが脅かされるか?

Waymo 2025 年末 週 45 万トリップ の規模は、Phoenix・SF・LA の 都市部移動の代替手段 として実体化しつつあります。日本国内の自動車保有 8,200 万台 (個人保有が主流) に対し、ロボタクシー (運転手不在の有償運送) と MaaS (Mobility as a Service、必要な時に必要な分だけ移動手段を購入する利用形態) は 「保有 → 利用」の本格的なシフト を促す可能性。

インパクトは 都市部と地方部で大きく異なる と見られます。都市部 はカーシェア・ロボタクシーの代替効果が大きく、保有減少が中長期で進む可能性が高い構造。地方部 はロボタクシーのカバレッジが限定的で、自家用車保有は引き続き必須インフラ。OEM の収益源も「販売差益 → サブスク・サービス収益」への転換 が問われ、トヨタ KINTO (累計契約 50 万件超レベル) ・ホンダ Honda eMaaS ・日産 ClickMobi 等のサブスク事業がその試金石です。

中長期 (2030 年代) で 新車販売 442 万台 (2024 年) の市場規模が、ロボタクシー普及で何 % 減少するかは未確定。業界各社の中期計画 ではトヨタ「モビリティカンパニー」転換・ホンダ「電動化 + ソフト化」・日産 経営再建後の事業構造再編 等が示されていますが、ロボタクシー時代の収益確保戦略は明確化途上です。保有モデルの「縮小」より「質的変化」(個人保有 + 共有利用 + サブスクの組合せ) が現実的シナリオであり、業界収益構造の再設計が中期 5-10 年の最大論点です。

中期見通し

近未来 1-2 年

2026-2027 年は RoAD to L4 の 50 か所目標を起点に 限定領域 L4 移動サービスの全国展開 が進む見通し、地方シャトル・空港アクセス・物流の用途で実装が広がる。トヨタ Arene OS 第 2 世代搭載車 (新世代 BEV) + ホンダ E&E アーキテクチャ搭載 EV + Sony Honda Mobility AFEELA の市場投入 が SDV 競争の起点となり、ソフト機能の OTA 更新運用が本格化。海外では Waymo の都市拡大 (週次トリップが 100 万級到達の可能性)、中国 Baidu Apollo・Tesla FSD の進化が続き、日本との L4 普及速度差は 2-3 年程度の見通し。R&D の売上比は国産 OEM が 3-5% 水準を維持、海外 (VW 7-8% / 中国新興 10%+) との格差が中期 SDV 競争のリスクとして残ります。

中長期 3-5 年

2028-2030 年は SDV (Software Defined Vehicle) 比率が世界で本格拡大 する見通しで、トヨタ・ホンダ・日産の自社 OS 戦略の 収益貢献度 が問われる局面。L4 ロボタクシーは日本国内でも都市部の一部 (東京・大阪等の限定領域) で商用化が始まる可能性、海外勢 (Waymo / Baidu) と国産連合 (T-MaaS 等) の競争が業界次の 10 年のポジションを規定する見通し。個人保有モデルの「質的変化」 (保有 + サブスク + シェア + ロボタクシーの組合せ) が進み、新車販売 442 万台 (2024 年通年) の構造に変動が出始める可能性。中期計画では国産 OEM がモビリティカンパニーへの転換を加速、Tier1 (デンソー・アイシン) のソフト供給力強化が SDV エコシステムを支える構図に。

関連業界への波及

CASE と自動運転は OEM・Tier1 だけでなく、半導体 (NVIDIA / Mobileye / 国産ルネサス)・通信 (5G / V2X)・保険 (テレマティクス保険 + L4 PL 保険)・地図 (高精度 3D マップ + HD マップ)・整備業 (SDV 整備の認定資格) など業界横断的なエコシステムを変革。EV (Electric) との結合 (BEV + L4 + SDV の統合車両) でアフターマーケット (リース・保険・整備) の構造再設計が進み、新車販売減少局面の業界収益基盤として ソフト・サービス収益 の比重が増す見通しです。

よくある質問

CASE とは何ですか?
Connected (通信接続) / Autonomous (自動運転) / Shared (共有) / Electric (電動) の頭字語で、メルセデス・ベンツが 2016 年 CES で提唱した自動車産業の中長期競争軸。日本でも OEM 各社が中期戦略の柱に据え、研究開発費の 大宗を CASE 領域に投入 (FY2025 主要 6 社 R&D 合計約 3.9 兆円)。
主要 OEM の R&D 投資規模は?
FY2025 (2025 年 3 月期、各社決算短信): トヨタ 1.31 兆円 / ホンダ 1.05 兆円 / 日産 0.62 兆円 / マツダ 0.17 兆円 / SUBARU 0.14 兆円、Tier1 ではデンソー 0.62 兆円 (売上比 8.6%、Tier1 最高水準)。海外 (VW 7-8% / Tesla 5-6% / 中国 NIO・Xpeng 10%+) と比べ売上比は控えめ。
自動運転のレベルは?
L0 (運転支援なし) → L5 (完全自動運転) の 6 段階 (SAE J3016 規格)。日本国内では L2 (運転支援、AEB 義務化以降ほぼ全新車搭載) が普及、L3 (条件付自動運転) は Honda Legend 2021 年 3 月発売 (法人 100 台限定リース) で世界初の市販だが限定的、L4 (限定領域自動運転) は実証段階 で RoAD to L4 で 2025 年 50 か所目標。
RoAD to L4 とは何ですか?
METI (経済産業省) と MLIT (国土交通省) が横断展開する L4 移動サービスの実装プロジェクト。2025 年に 50 か所での L4 移動サービス展開 を目標とし、過疎地域シャトル・物流・空港アクセス等の限定領域から段階的に展開する戦略。ティアフォー (自動運転 OSS Autoware を主導する名古屋大発スタートアップ) や OEM 各社が参画しています。
Waymo のロボタクシー規模は?
2025 年末で週 45 万トリップ規模 (2024 年 11 月 17.5 万 → +157% 成長、出典: The Driverless Digest 2025 末公表)。SF・LA・Phoenix・Austin・Atlanta の 5 都市で L4 ロボタクシー (運転手不在の有償運送) を商用提供、2024 年通年で累計 25M マイル + 4M 完全自動運転ライド。日本との時間差は 2-3 年程度。
トヨタの SDV 戦略は?
Arene OS (車載 OS) を 2 段階で実装: 2025 年第 1 世代を RAV4・Lexus ES に multimedia 機能限定で搭載 (Woven by Toyota 主導)、2026 年新世代 BEV で第 2 世代 (車両全機能を統括) を実装予定。SDV (Software Defined Vehicle) は車両機能をソフトで更新する設計で、OTA (Over-The-Air) アップデートと組合せて販売後も継続的に機能を追加・改善できる構造です。
データ出典
出典: トヨタ自動車 2025年3月期 決算短信 IFRS / 本田技研工業 2025年3月期 決算短信 IFRS / 日産自動車 2025年3月期 連結 / デンソー 統合報告書 2025 / マツダ 2025年3月期 連結 / SUBARU 2025年3月期 決算短信 IFRS / Honda Stories「Honda SENSING Elite」(2021) / The Driverless Digest「Waymo 週次トリップ」(2025) / Car Watch「トヨタ Arene OS 搭載車種」(2025) / 経済産業省 自動車戦略「RoAD to L4」/ EDINET 経由 上場 13 社連結財務 (FY2025)
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