日産・三菱自の業績悪化は業界再編につながるか?
日産FY2025は純損失-6.7千億円で、北米市場 (販売不振・在庫過剰・値引き拡大) と中国市場 (BYD等の中国系EVによる日系シェア低下) の収益悪化が主因です。三菱自 (ROE 4.2%) もアライアンス再編期にあります。2025年2月のHonda-Nissan統合協議解消で、業界再編の道筋が一旦白紙化しました。
中長期での再編シナリオは複数あり、4軸で整理できます。①2024-2025年に観測気球が複数回出たFoxconnによる日産買収、②国内大手 (トヨタ等) による救済再編、③ルノー-日産-三菱アライアンスの再構築と中国系ファンド出資、④日産単独再生、です。EVシフトの本格化でOEMの固定費負担 (電池・SDV・充電網) が重く、規模の経済が一段と効くため、日本国内に複数OEMを維持できるかが業界中期の最大論点です。