なぜデジタルBPOがBPO市場の拡大を牽引しているのか?
BPO市場が拡大を続ける最大の推進力が、デジタルBPOの広がりです。人手による業務とデジタル技術を組み合わせることで、業務の効率化・省力化が進み、BPO事業者が請け負える業務の範囲が広がっています。これにより、人材不足を補いながら、より多くの業務を受託できるようになっています。
背景には、企業のITインフラの変化があります。リモートワークの普及でネットワーク環境の整備需要が高まり、システム運用の見直しやクラウド移行に紐づく周辺業務も増えています。とりわけ、システム運用管理を担うIT系BPOは、こうした流れを受けて市場の約6割を占めるまでに伸びています。
安価なクラウド基盤の普及は、これまで大手企業が中心だったBPOの利用を中堅・中小企業へ広げる効果も持ちます。人手とデジタルを組み合わせるデジタルBPOは、人材確保が難しくなる環境のなかで、市場の継続的な拡大を支える中核になっています。