印刷インキ — グラビアがパッケージ需要を映す
印刷インキの生産量は、2016年の346,913トンから2025年には253,901トン(△27%)へ縮小しました。ただし、品種別の濃淡は大きく、最大品種のグラビアインキは2025年に118,652トンと、インキ全体の約47%を占めます。
グラビアインキは、軟包装などのパッケージ印刷に主に使われます。出版・商業印刷向けの平版(オフセット)インキが紙媒体の縮小で減るのに対し、グラビアは食品・日用品の包装需要を背景に相対的に底堅く、川上の数字にもパッケージの堅調さが表れています。主要メーカーには、グローバルに展開する化学メーカーのDIC、印刷インキ専業のサカタインクス、色材・機能性材料も手がけるartience(旧東洋インキ)などがあります。