なぜ実物確認が必要な家具でネット通販が進んだのか?
家具・インテリアは実物を確かめて買う商品が多く、ネット通販が遅れる分野とされてきました。それにもかかわらず、生活雑貨・家具・インテリアのEC化率は2024年に32.58%と、物販全体の平均9.78%を大きく上回っています。
背景には、いくつかの要因があります。第1に、この分野には生活雑貨や日用品といった、もともとネット通販と相性のよい商品が含まれることです(EC化率の分母は生活雑貨・家具・インテリアの物販全体です)。第2に、購入者のレビューや写真、ARによる仮想配置など、実物を見られないという弱点を補う仕組みが広がったことです。第3に、コロナ禍の巣ごもりで在宅時間が増え、ネットでの家具・インテリア購入が一段と一般化したことです。
こうして、実物確認が必要という常識は薄れ、家具・インテリアを含む分野が物販のなかでも通販の進んだ部類に入るようになりました。