なぜ結婚式の費用は上昇しているのか?
挙式・披露宴の総額平均は、2022年の303.8万円から2024年の343.9万円へと3年連続で上昇しました。背景には複数の要因があります。第1に物価や人件費の上昇で、会場・料理・装花・衣裳などのコストが上がり、価格に反映されています。
第2にゲスト一人あたりにかける費用の増加です。2024年の招待客一人あたり費用は8.6万円で、料理や引出物、演出を充実させる傾向が単価を押し上げています。少人数化が進む一方で、一組あたり・一人あたりにかける費用はむしろ増える方向にあります。
この単価上昇は、婚姻件数の減少を補ってブライダル市場全体を下支えしてきました。一方で、利用者の負担には上限があり、単価の上昇がどこまで続くかは、今後の費用動向を左右する論点です。費用と市場規模の関係は関連ページで扱います。