なぜ結婚式の費用は上昇しているのか?
挙式・披露宴の総額平均は、2022年の303.8万円から2024年の343.9万円へと3年連続で上昇しました。背景には複数の要因があります。第1に物価や人件費の上昇で、会場・料理・装花・衣裳などのコストが上がり、価格に反映されています。
第2に招待客数の回復です。2024年の招待客は平均52人で、前年から2.9人増え、総額を押し上げました。招待客一人あたり費用(回答者ごとに総額を招待客数で割った値の平均)は8.6万円で、料理や引出物、演出の充実が単価を支えています。
この単価上昇は、婚姻件数の減少を補ってブライダル市場全体を下支えしてきました。一方で、利用者の負担には上限があり、単価の上昇がどこまで続くかは、今後の費用動向を左右する論点です。費用と市場規模の関係は関連ページで扱います。