挙式会場の上場大手 — ツカダ・テイクアンドギヴ・ニーズ・アイ・ケイ・ケイ
ツカダ・グローバルホールディングは、婚礼・ホテル・ウェルネスの3事業を持つ挙式会場の上場最大手です。婚礼事業の売上は388億円(前年比8.6%増)、ホテル事業は313億円(同26.0%増)、ウェルネス事業は29億円で、これら3事業の合計が連結売上731億円となります。ホテル事業の伸びが全体を押し上げています。施行面では婚礼事業の施行件数が9,387件(前年比0.2%減)、受注件数が8,880件(不採算店舗の閉鎖や改装休館の影響で前年比11.6%減)です。ハワイやバリ島での海外挙式も手がけますが、円安と海外渡航の戻りの遅れで厳しい状況が続いており、件数は開示されていません。連結売上731億円・ROE13.7%で、ホテル事業を成長軸としています。
テイクアンドギヴ・ニーズは、ゲストを招く専用邸宅を一日一組で貸し切るハウスウェディングを直営で展開する企業です。2024年12月期の連結売上は477億円、ROE20.2%でした。直営店の婚礼施行件数は通期で9,230件を見込み、リーガロイヤルホテル京都の婚礼部門の運営開始などホテルとの提携も広げています。なお2025年は決算期変更により9か月の変則決算となり、当期は1株当たり当期純損失を計上しました。
アイ・ケイ・ケイは九州を地盤にゲストハウスウェディングを展開し、婚礼に加えて介護・食品・フォトの多角化を進めています。婚礼事業の施行組数は5,020組(前年比8.1%減)と件数は減少する一方、フォト事業(フォトウエディング)の売上は前年比34.5%増と伸びています。連結売上225億円、自己資本比率は58.4%と上場各社の中でも高く、財務の安定性を背景にした堅実経営が特徴です。