国内とインバウンドで、市場の構成はどう変わっているか?
2025年の旅行・観光消費額37.6兆円のうち、日本人の国内旅行が26兆7,845億円、訪日外国人旅行が9兆4,559億円を占めます。コロナ禍前は国内旅行が大半を占めていましたが、訪日外国人旅行が全体の約4分の1まで存在感を高めています。
訪日消費は2025年に前年比16.4%増と高い伸びを示し、1人あたり消費額も22.9万円に達しています。費目別では宿泊費が最も大きく、買物代・飲食費が続きます。一方、日本人の国内旅行は延べ人数の伸びが小さく、宿泊単価の上昇が消費額を押し上げています。
市場の成長はインバウンドが牽引し、国内は数量より単価・質へと比重を移す——この二つの動きが並行して進んでいるのが現在の構図です。