なぜクレジットカードがキャッシュレス決済の約8割を占めるのか?
クレジットカードがキャッシュレス決済額の82.7%を占めるのは、長い歴史のなかで築かれた基盤の大きさによります。クレジットカードは、コード決済や電子マネーよりも早くから普及し、全国の店舗・ECサイトに広い加盟店網を持っています。
また、クレジットカードは後払いで、分割払いや高額の決済にも使える点が、決済額の大きさにつながっています。電子マネーやコード決済が比較的少額の対面決済で使われることが多いのに対し、クレジットカードはオンラインショッピングや旅行、公共料金など幅広い場面で使われ、1件あたりの決済額も大きくなりがちです。
さらに、ポイント還元を軸とした経済圏の広がりも、クレジットカードの利用を後押ししています。スマートフォン決済が普及するなかでも、その背後でクレジットカードがひもづけられて使われる場面が多く、決済額のシェアでみるとクレジットカードの存在感が際立っています。