なぜ海外投資家が日本株売買の主役なのか?
2025年の委託売買代金のうち、海外投資家は64.9%(1,725.7兆円、双方向)を占めます。これは、世界中で巨額の資金を運用する年金基金・運用会社・ヘッジファンドが、投資先の一つとして日本株を売買しているためです。運用規模が大きいうえ、短期で売買を回す投資家も多く、売買代金が膨らみます。
海外投資家の動向は、日本株の相場を大きく左右します。世界の金利・為替・景気の見通しが変わると、海外投資家が日本株を一斉に買い増したり売り越したりするため、相場の振れが大きくなります。「日本株は海外投資家次第」と言われるのは、売買代金に占めるシェアの高さが背景にあります。一方で、保有という観点では海外投資家の比率は売買シェアほど高くなく、売買では回転の速い海外投資家の存在感が相対的に大きく出ます。