銀証連携とは何か、なぜ進むのか?
銀証連携は、銀行と証券会社が一体となって顧客に金融サービスを提供する取り組みです。メガバンク系列のSMBC日興証券・みずほ証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、親グループの銀行・信託の顧客基盤を生かして営業します。
連携を後押ししたのが、銀証ファイアウォール規制の緩和です。もともと、銀行と証券の間では、顧客情報の共有や役職員の兼務に制限がありました(利益相反や優越的地位の濫用を防ぐため)。2022年の制度改正で、上場企業などの法人顧客については、本人が拒否しない限り情報を共有できる仕組み(オプトアウト)が導入され、銀行・証券の一体的な提案がしやすくなりました。銀行の取引先に証券のサービスを、証券の顧客に銀行のサービスを、グループ横断で提供する動きが進んでいます。