独立系大手 — 野村・大和の総合証券
独立系大手は、銀行グループに属さない総合証券で、野村ホールディングスと大和証券グループ本社の2社です。営業(ウェルスマネジメント)、引受やM&A助言を担う投資銀行・ホールセール、資産運用までを自前で抱え、富裕層・法人・機関投資家を主な顧客とします。チャネルは対面が中心で、運用提案や相続・事業承継、資金調達の助言で価値を出します。
野村ホールディングスは、米国会計基準(連結)で純営業収益18,925億円・当期純利益3,407億円(2024年度、自社開示で過去最高)、自己資本利益率(ROE)10.0%です。純営業収益・当期純利益とも国内の証券グループで最大規模で、ウェルスマネジメント・インベストメントマネジメント・ホールセールの3部門と、米州・欧州・アジアの海外3地域を展開します。
大和証券グループ本社は、日本基準(連結)で純営業収益6,460億円・親会社株主に帰属する当期純利益1,543億円、ROE9.8%で、独立系の2番手です。ウェルスマネジメントと投資銀行を二本柱とし、大和ネクスト銀行を通じた銀証連携も進めています。野村と大和は会計基準が異なるため、規模は基準の違いを踏まえて捉える必要があります。