エコキュートの累計出荷はなぜ1,000万台に達したのか?
エコキュート(家庭用ヒートポンプ給湯機)は、2001年に発売が始まり、2025年3月末に累計出荷台数が1,000万台を突破しました。約24年かけて到達した累計で、これまでに出荷された総数(ストック)を示します。
累計が積み上がった背景には、新築住宅への採用に加え、既存のガス給湯機・電気温水器からの置き換え、省エネ・脱炭素に向けた政策の後押しがあります。近年は年60万〜70万台規模で出荷が続いており、この単年の出荷(フロー)が毎年積み重なることで、累計が伸びてきました。
ただし、1,000万台はあくまで一つの節目です。ヒートポンプ・蓄熱センターは、2050年カーボンニュートラルの達成には約3,650万台までの普及拡大が必要になるとの試算を示しており、累計1,000万台は「通過点」と位置づけられています(いずれも同センターの試算・見解)。