家庭用エアコンの出荷はなぜ猛暑で伸びるのか?
家庭用エアコンの国内出荷は、年間900万台前後で推移していますが、その振れをつくる最大の要因が、その年の気温です。猛暑となった年には冷房需要が高まり、故障した機器の買い替えや、部屋への買い増しが進んで、出荷が増える傾向があります。
2020年度に約1,010万台まで増加し、この期間のピークとなったのも、猛暑に在宅時間の増加(巣ごもり需要)が重なったことが背景にあります。逆に、2023年度は約878万台まで下がりましたが、2024年度は前年比7.3%増の約941万台へ持ち直しました。
エアコンは気温という外部要因に左右されるため、年ごとに出荷が振れます。もっとも、生活必需品として一定の買い替え需要があるため、冷夏の年でも大きくは落ち込みにくく、900万台前後のレンジで上下するのが基本的な姿です。