SEAJ月次販売高の振幅 (前月比+13.5%) とSEAJ年予測 (+12%) はどう整合的に解釈できるか?
SEAJ 2026年3月月次速報の前月比+13.5%は単月振幅で、年率換算ではなく、SEAJ Jan 2026予測のFY2026 +12% (年率) と次元が異なります。月次データは3ヶ月移動平均で集計されるため、突発的な大型受注や納期前倒し等の単月要因が緩和されますが、それでも前月比 ±15% 程度の振幅は珍しくありません。
年予測と月次の整合性を読む際は、年予測 (FY2026 = 5.50兆円) を月平均に割り戻した「月平均ペース」(約4,584億円/月) と、直近6ヶ月の月次水準 (約4,131-4,801億円) を比較する方法が標準です。直近6ヶ月平均は約4314.7億円で、FY2026月平均ペースを下回りますが、これはFY2025の月次がFY2026予測より低い水準にあるためで矛盾しません。
月次データの実用は、年予測の確度を裏付けする補助指標としてです。月次が連続で予測月平均を大きく下回り続けた場合は次回改定の下方修正リスク、上回り続けた場合は上方修正の前兆となります。直近2026年3月の +13.5% MoMはFY2025末の急回復で、次回2026年7月改定でのFY2026予測の方向性に影響しうる材料です。