栗田工業 — 水処理専業の最大手 (連結4,089億円)
栗田工業は、水処理薬品・水処理装置・超純水を手がける水処理専業の最大手です。連結売上高は4,089億円 (2025年3月期) で、専業各社のなかで突出した規模を持ちます。事業は、ボイラや冷却水向けの薬品などを扱う水処理薬品と、超純水装置や排水処理装置などを扱う水処理装置の2つが柱です。
特徴は、薬品と装置の両方を持つことです。装置を納入した顧客に薬品や運転管理サービスを継続的に提供する形で、安定した収益基盤を築いています。自治体向けの上下水道よりも、工場や電子産業向けの水処理に軸足を置いているのが特徴です。海外売上比率は51.9%と高く、半導体向けの超純水や産業向けの水処理で、アジアや北米などに事業を広げています。半導体の生産設備の投資を追い風に、電子産業向けの需要を取り込んでいます。