逆浸透 (RO) 膜 — 塩分まで取り除く最先端の膜
逆浸透 (RO) 膜は、水に圧力をかけて膜を通し、塩分やイオンをほぼすべて取り除く膜です。海水から真水をつくる海水淡水化の中心となる技術で、半導体づくりに使う超純水や、工場排水を再び使う水の再利用にも欠かせません。膜の孔がきわめて細かく、高い圧力をかけて水だけを通すため、高度な素材技術と運転の技術が求められます。
RO膜は、水不足や水の再利用のニーズを背景に、世界的に需要が拡大している分野です。海水淡水化では、一度使ったRO膜を定期的に交換する需要も、プラントが増えるにつれて積み上がっていきます。日本メーカーが世界で存在感を示すのも、主にこのRO膜の領域です。