運営型 — 水メジャーが規模で先行
水事業の運営では、フランスのヴェオリアやスエズといった水メジャーが、世界で先行しています。水メジャーは、上下水道の施設を自治体などから長期で受託し、料金の徴収や施設の運転・維持管理までを一括して担います。これを世界各地で手がけることで、大きな事業規模を築いてきました。
ヴェオリアは、2021年に同業のスエズを買収することで合意し (買収総額は約3.4兆円)、2022年に主要事業を統合しました。かつては複数の水メジャーが競っていましたが、この統合で、ヴェオリアが水・環境の分野で世界最大級の企業となりました。運営を軸とするこの事業モデルは、日本勢が規模で追いつくのが難しい領域です。