5G設備投資はFY2022前後にピーク?それとも6G投資前倒しで継続拡大?
各社IRの通期設備投資推移を見ると方向性に違いが出ています。NTT連結はFY2024 20,874億円 → FY2025 23,260億円 → FY2026予想24,300億円と拡大基調で、設備投資対売上高比率はFY2024 16.5% → FY2025 18.2%へ上昇しました。
KDDI連結キャッシュフローベースはFY2024 6,790億円 → FY2025ガイダンス7,200億円で増加方向、SoftBankコンシューマ・エンタープライズ事業区分はFY2024 3,218億円 → FY2025 3,412億円で前年比+6%です。各社共通で減少局面には入っておらず、5G成熟期+6G投資前倒し+AI関連投資の3軸並走です。
論点の対立軸として、5Gのエリアカバー一巡で「5G単独」の設備投資は安定化局面、ただしAI関連投資(SoftBankのAI計算基盤+AIデータセンターFY25まで2,570億公表)や6G標準化向けR&Dが上乗せで継続。各社中期経営計画では3-5年スパンの設備投資ガイダンスを開示しており、今後の実績推移で「投資ピーク年」の業界共通見解が形成されます。