契約数2.3億の成熟市場は、さらなる成長余地があるのか?
TCA 4年で +19.5% (CAGR約4.5%) の成熟成長が続いていますが、今後の成長余地は対立する2つの軸が並行する論点です。
人口減少下での飽和論として、日本の世帯モバイル保有率は約97% (令和7年版 情報通信白書) で新規契約余地は縮小しています。住民基本台帳の人口 (2025年1月時点1億2,397万) を超える契約数 (TCA 2億3,312万) は既に1人2契約に達しており、1人あたり保有契約数の伸びには限界が見えつつあります。
ユース拡張の余地として、eSIMデュアルSIMの普及 (旅行用・法人用の二重契約)、法人IoT・M2Mセグメント (車両通信・スマートメーター・遠隔監視)、海外漫游 (日本企業の海外駐在員)、機器組込通信 (タブレット・ノートPC・スマートウォッチ) の4軸で拡張が続いています。令和7年度第2四半期でもMVNOのM2M用 通信モジュール契約数は前年同期比 +19.3% で成長を続けており、IoT系契約が市場拡張の主役になりつつあります。