通信料引下げ政策はARPU圧縮を持続するか、それとも5G/AIサービスで反転するか?
2018年以降の総務省主導の通信料引下げ政策で、ahamo(2,970円/月(20GB))・povo(トッピング式)・LINEMO(990円〜/月(ミニプラン3GB))・3,278円/月(無制限)の4プラン体系が定着し、ARPU圧縮局面が続きました。しかし直近ではKDDIのモバイルARPUがFY2025 Q1の4,320円からFY2026 Q3の4,550円へ持ち直し局面に入っており、業界全体への波及が論点です。
論点の対立軸として、(1) 官製競争圧縮: 総務省R5競争評価年次レポートでの引下げ政策継続性vs (2) 押上要因の集積: 端末買換需要本格化(MM総研1,385.7万台+8.3% YoY)+ 5Gデータ通信量増+ AI付加サービス収益化、(3) NTT・ソフトバンク・楽天モバイルのARPU開示形式差で5社全体動向の確認困難という観測制約、の3軸が並行します。KDDI ARPU反転が他社に広がるかは各社四半期決算で追跡する必要があります。