経済産業省 — DXレポートとDX認定・DX銘柄
経産省はDXレポート系列を2018年から継続的に公表し、日本のDX政策の枠組みを設計しています。DXレポート (2018年公表)は「2025年の崖」課題 (レガシーシステムの保守費用増大とDX遅延が累積経済損失を生むという問題提起)を打ち出し、SI業界の長期テーマとなりました。DXレポート2 (2020) / 2.1 (2021) / 2.2 (2022)では実装段階の指針 (デジタル産業の構造 / アジャイル開発 / 価値創造)を提示しています。
DX認定とDX銘柄は別の制度で、対象と運営主体が異なります。DX認定は経産省単独運営の制度で、DX推進準備が整った企業を個別に認定する仕組み (上場・非上場問わず申請可能)、認定企業数はIPAが公表します。DX銘柄は経産省と東京証券取引所が共同運営する制度で、対象は東証上場企業に限定され、優れたDX推進企業を年次で選定・表彰します。両制度は併存しますが、DX認定 = 推進体制の事前審査、DX銘柄 = 上場企業限定の年次選定という性格の違いがあります。具体的な認定累計数値や年次銘柄の最新値は経産省・IPA公式の年次発表で更新されるため、本ページでは制度の枠組みに留めます。
経産省管轄のDXレポートは本資料公開元の経済産業省公式ページ (https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/)で参照できます。DX認定・DX銘柄も同省のDX政策ページで案内されています。SI業界からは「2025年の崖」課題への解として、モダナイゼーション (基幹システムの刷新)とクラウド移行が継続的な収益源となっています。