Ericsson — 世界の基地局を担うNetworksが主力
Ericsson(スウェーデン)は、世界の基地局市場でリーダー格の一角を占めるメーカーです。基地局を担うNetworks部門の売上は1,510億クローナ(FY2025)で、グループ売上(2,476億クローナ)の約64%を占める主力事業です。通信機器(ネットワーク)を主軸に据えた、専業に近い体制が特徴です。
収益性も高く、NetworksのEBIT利益率は19.7%(FY2025)と前年から改善しています。前年比では売上が減少しており、世界的な通信設備投資の一巡を映していますが、北米市場の回復などが利益率を押し上げました。基地局のハードからソフトまでを一体で提供する統合型の強みを持ちます。
Ericssonは、Open RANにも対応を進めており、特定メーカーに依存しない構成を求めるキャリアの需要にも応えようとしています。日本勢のNECや富士通にとっては、最も意識すべき競合の一社です。