なぜ変動型金利が9割近くを占めるのか?
変動型の選択率が高い主な理由は、固定型に比べて適用金利が低く、毎月の返済額を抑えられることです。長期固定型(フラット35など)は返済期間中の金利が確定するため、月々の返済計画を立てやすい利点がありますが、適用金利水準は変動型より高くなっています。マンション価格が高く、借入額も大きい都市圏ほど、金利の差が毎月の返済額の差に直結するため、変動型を選ぶ傾向が強くなります。
変動型のリスクは、市場金利が上昇したときに返済額が増加する点です。2024年以降、日本銀行の政策金利引き上げを受けて住宅ローンの変動金利も上昇しており、すでに変動型でローンを組んでいる世帯の返済額への影響が注目されています。変動型を選ぶ際は、金利上昇時に返済額が増加した場合の余裕を試算しておくことが重要です。