なぜ中古マンションの価格はここまで上昇したのか?
区分所有マンションの不動産価格指数は2025年12月に221.24(2010年平均=100)、首都圏の成約価格は5,200万円まで上昇し、13年連続の上昇となりました。建築費と地価の上昇、低金利の長期化、都市部の利便性の高い立地への需要の集中が重なったことが背景にあります。
新築マンション価格の上昇も中古の価格を押し上げてきました。新築が値上がりすると、相対的に割安な中古に需要が向かい、中古の成約価格も上がりやすくなります。共働き世帯の増加で職住近接が重視され、駅近・都心の物件に需要が集まったことも、マンション価格を押し上げる要因となりました。
戸建住宅や住宅地の指数の伸びはこれより緩やかで、価格上昇は住宅のなかでも区分所有マンションで特に大きく進んできました。種別や立地による差が大きい点が、近年の中古価格の特徴です。