リフォームの工事は何に多く使われているのか?
住宅リフォームの受注は、改装・改修工事に最も多く使われています。令和6年度の住宅向け受注4兆1,318億円のうち、改装・改修工事が3兆2,517億円と大半を占めます。内装の張り替え、キッチン・浴室・トイレなどの水回りの改修、外壁・屋根の塗装や張り替えといった、既存の住宅を整える工事が中心です。
次に多いのが保全・修繕工事(6,803億円)で、給湯器や設備の交換、部材の補修など、住宅を使い続けるための維持の工事です。改装・改修と保全・修繕の2区分で、住宅向け受注のほとんどを占めます。
一方、床面積を増やす増築や、一部を建て替える一部改築は金額が小さく、リフォーム需要の中心は既存部分の改修と設備の維持・更新に移っています。新築から既存住宅の活用へという住宅市場全体の流れが、工事種別の構成にも表れています。