なぜドラッグストアはPBを拡大するのか?
PB(プライベートブランド)は、利幅が大きく、他社との差別化にもつながるため、各社が拡大を進めています。マツキヨココカラ(3088)は中期経営計画で、PB商品の売上高構成比を15%以上に高めることを目標に掲げています(目標値であり実績ではありません)。
PB拡大の狙いは3つあります。第1に、メーカーのブランド商品より仕入れ・広告のコストを抑えやすく、利益率を確保できること。第2に、そのチェーンでしか買えない商品で固定客をつくれること。第3に、環境配慮など付加価値で選ばれること。価格競争が激しいドラッグストアにとって、PBは価格・差別化・付加価値を同時に追える手段です。
ただし、PBの拡大には商品開発力と品質管理が求められます。安さだけでなく品質で支持されなければ固定客にはつながらないため、開発体制とブランドづくりが、PB戦略の成否を分けます。