物販EC化率の伸びしろはどこにあるのか?
物販分野のEC化率は2024年に9.78%で、店舗を含む商取引全体のなかでEC経由はまだ1割に届いていません。この全体平均の裏側には、商品カテゴリごとの大きな差があります。
すでにオンライン購入が定着したカテゴリがある一方、食品(EC化率4.52%)のように規模は大きくても浸透が遅れたカテゴリも残ります。生鮮品の鮮度管理や冷蔵配送のコストが普及の壁となってきましたが、ネットスーパーや定期宅配の広がりが少しずつその壁を下げています。こうした低浸透カテゴリの開拓余地が、市場全体の成長を左右します。
EC化率が高いカテゴリでの伸びが鈍化するなかで、食品や日用品など生活に密着した低浸透カテゴリをどう取り込むかが今後の主戦場となります。