薄利の物販で、家電量販店はどうやって利益を出しているのか?
家電の物販は、価格競争が厳しく営業利益率が数%程度と薄利です。それでも各社が事業として成り立っているのは、物販に利益率の高いサービスを組み合わせ、周辺事業で収益を補っているためです。
第1の柱がサービスです。ポイントで顧客を囲い込み、延長保証や設置・工事といった物販より利益率の高いサービスを付けることで、1人の顧客から得る利益を厚くしています。これらは店舗を持つ家電量販店ならではの収益源で、純粋なネット通販には提供しにくいものです。
第2の柱が周辺事業への多角化です。住宅・通信・金融・リフォームなど、家電以外の事業を育てることで、薄利の物販に依存しない収益構造をつくっています。薄く売って数で稼ぐ物販を土台に、サービスと多角化で利益を積み上げるのが、家電量販店の基本的なもうけ方です。