ヤマダホールディングス — 突出した最大手
売上高1兆6,918億円(前年比+3.9%)と、2位以下に2倍近い差をつける業界最大手です。「ヤマダデンキ」のテックランド・LABIなどを全国に展開し、郊外型から都市型まで幅広い店舗網を持ちます。家電の物販にとどまらず、住宅(ヤマダホームズ)・家具(大塚家具)・金融・環境(リユース)へと多角化を進め、家電量販店から「暮らしまるごと」を扱う企業への転換を掲げています。
2026年3月期は増収となった一方、営業利益は162億円(前年比-62.2%)と大きく落ち込みました。これは約240億円の戦略的な在庫処分と、ポイント施策の先行負担を計上したことによるもので、翌期(2027年3月期)は営業利益が回復する見通しを示しています。規模の大きさを生かした商品調達力と多角化が強みですが、本業の収益力の回復が当面の課題です。
2026年6月には、業界で売上規模の大きいエディオンと経営統合で基本合意しました。2027年10月に持株会社を設立する計画で、実現すれば売上約2.5兆円の国内最大グループが誕生します。ただし現状は両社とも別会社として上場しており、統合は将来の予定です。