家電のEC化率が物販で突出して高いのは、なぜか?
家電(生活家電・AV機器・パソコン等)のEC化率は43.03%で、物販全体の平均9.78%を大きく上回り、書籍・映像・音楽ソフトに次ぐ2番目の高さです。背景には、家電という商品の性質があります。
第1に、家電は型番で仕様が決まる規格化された商品で、どの店で買っても同じ製品が届くため、実物を見なくてもネットで選びやすいことです。第2に、同じ製品が複数の店で売られているため価格を比較しやすく、単価が高い商品も多いことから、消費者が比較に手間をかける動機が働くことです。第3に、大型家電でも配送・設置・引き取りがネットの注文で完結する仕組みが整っていることです。
これらが重なり、家電はネット通販との相性が高い商品分野になっています。ただしこの43.03%は商品分野全体の数字で、その販売を担うのはAmazon・楽天などの純ネット勢と量販店各社の両方です。