なぜ生活家電が、最大の商品分野なのか?
家電量販店の商品分野で最も大きいのは生活家電で、2025年は2兆669億円と全体の約4割を占めます。冷蔵庫・洗濯機・エアコンといった白物家電や、調理・美容家電などが含まれます。
生活家電が大きい理由は、生活に欠かせない買い替え需要が安定して存在することです。これらの製品は壊れたら買い替える必要があり、景気や流行に左右されにくい底堅い需要があります。加えて、エアコンのように季節性の強い製品もあり、2025年のように記録的な猛暑があると販売が押し上げられます。
また、生活家電は単価が比較的高く、設置や工事を伴う製品も多いため、店舗での相談や設置サービスとの相性がよい分野でもあります。価格競争が厳しいなかでも、設置・延長保証などのサービスを付けやすく、家電量販店にとって収益の柱となっています。