円安/円高で輸出依存度 70% は維持されるか?
日本の自動車輸出 574 万台 (輸出額 17.8 兆円) は、国内生産 823 万台の 70% を占める輸出依存型。円安局面 (2022-2024 年、150 円/ドル前後) では為替差益が OEM 連結利益を押し上げ、トヨタ・ホンダ・日産等が過去最高益を更新する追い風になりました。
中長期では為替の振れ (110 円割れの円高 → 150 円台) が輸出採算を大きく動かし、円高局面では SUBARU 群馬・トヨタ高付加価値モデル等の 国内輸出基地型工場の存在意義 が問われます。米国生産シフト (現地調達義務、USMCA 域内付加価値率)、中国 EV の世界輸出加速、為替ヘッジ手段の限界 — これらが重なるとき、輸出 70% を維持できるかどうかが業界中期戦略の最大論点です。