円安継続で中古車輸出 156 万台は更に伸びるか?
2023 → 2024 年で中古車輸出 153 → 156 万台 (+2.0%)、2 年連続過去最高更新 という基調。円安継続 (2024-2025 年は 140-160 円/ドルのレンジ推移) で日本車の国際割安感が拡大、UAE・ロシア・アフリカ向けの低価格・中古需要を直接刺激する構図です。2025 年 Q1-Q3 累計は 87 万台 (前年同期比 +15.1%、年率 200 万台ペース) という公表値があり (JUMVEA / ABA-J 2025 速報)、年内に過去最高を更新する可能性が高い見通し。
中長期での 200 万台超ペース定着シナリオは、(1) 円安の継続性 (FRB 利下げ進行で円高反転すれば伸び率鈍化)、(2) 対ロシア中古車輸出規制の動向 (2023 年に大型・高級車の輸出禁止、現在は排気量 1,900cc 以下と HEV 等に限定)、(3) アフリカ・南米の現地新車市場拡大 (中古車から新車へのシフト)、(4) EU・米国の右ハンドル車輸入規制 (年式・排ガス) で限定的、の 4 要因が方向感を左右します。中期的には 180-200 万台レンジで推移する可能性が高い見通しです。