なぜ土木・建設機械がレンタル市場の6割超を占めるのか?
物件別では土木・建設機械が1兆2,416億円(構成比65.1%)と6割超を占めます。建設機械がレンタルと相性がよいのは、設備の性質によるものです。
油圧ショベルやクレーン、高所作業車などの建設機械は高額で、しかも工事ごとに必要な機種や使う期間が変わります。すべてを自社で保有すると、使わない期間も維持費や保管の負担が生じ、稼働率が下がります。必要なときに必要な機種を借りるレンタルなら、保有コストと稼働率の問題を避けられます。
建設業は、工期の波が大きく、現場ごとに必要な重機が異なるため、レンタルへの依存度が高い業種です。このため、建設投資の動向がレンタル市場全体の規模を大きく左右します。レンタル各社は、機種の品揃え、全国の拠点網、現場への配送・整備の体制で競っています。