オリックス — 独立系・多角化で純粋なリース比較はできない
オリックスは、純利益3,516億円・総資産16.9兆円と財務の規模では7社で最大です。ただし、その数値を他のリース会社と単純に並べることはできません。会計基準が国際会計基準(IFRS)で他社(日本基準)と異なるうえ、リース・割賦などの法人金融は事業の一部門にすぎず、不動産、生命保険、銀行、事業投資、環境エネルギー、海外事業へと多角化しているためです。
そのため、総資産16.9兆円の大半はリース以外の事業の資産であり、この数値を「リース事業の規模が最大」と読むのは誤りです。営業収益28,748億円も、多角化した各事業の売上を合算したものです。オリックスは、リース専業から事業投資会社へと姿を変えてきた独立系の代表で、財務の大きさは総合金融・事業投資グループとしての規模を表しています。