業者の分散 ── 約48万社の裾野の広い構造
土木・インフラ工事を含む建設業は、許可を受けた業者が全国で約48万3,700社(令和7年3月末)にのぼる、裾野の広い業界です。建設業の許可は工事の種類ごとに29の業種に分かれており、1つの業者が複数の業種の許可を持つこともあります。土木工事業の許可を持つのは13万1,889社(全業者の27.3%)、掘削・盛土・基礎などを担うとび・土工工事業は18万3,700社(38.0%)と、土木に関わる業種には多くの業者が登録しています。
業者数は、公共投資がピークだった平成12年(2000年)3月末の約60万980社から、公共事業の抑制を経て約19.5%減少しました。それでもなお約48万3,700社という多さは、地域に密着した中小・地場の建設業者が全国に広く分布していることを表します。許可には、下請に一定額以上の工事を出す元請に必要な特定建設業許可(4万9,739社)と、それ以外の一般建設業許可(45万8,055社)があり、大半の業者は一般許可で、規模の大きい元請が特定許可を持つ構造になっています。両許可は業種ごとに区分されるため、同じ業者が業種によって使い分けることもあり、単純な合計は総数と一致しません。