建設コンサルタントの市場規模は、どの数字で見ればよいか?
建設コンサルタントの市場規模には単一の「業界全体の金額」がなく、複数の見方を使い分ける必要があります。もっとも規模を表しやすいのは、建設コンサルタンツ協会の会員(501社)の建設コンサルタント部門売上高で約11,309億円(2023年度、会員ベース)という数字です。ただしこれは会員企業の集計で、業界の全事業者を含むわけではありません。
受注の足元の動きを見るなら、動態調査による上位50社の受注高(2025年度で約7,367億円)が使えます。業界の裾野を見るなら、登録業者数の3,930社(2025年3月末)が指標になります。
重要なのは、これらの数字を混同したり足し合わせたりしないことです。集計の対象も指標も異なるため、目的に応じて使い分けるのが適切です。会員ベースの売上、上位50社の受注、登録業者の社数は、それぞれ別の角度から建設コンサルタントの規模を示しています。