① TISインテック合併 (2026-07-01) — 上場継続による業界再編の代表例
TIS (3626、上場継続)は2026-07-01に完全子会社のインテック (旧9650) を吸収合併し、TISIに商号変更しました。「上場継続による業界再編」の代表例で、直近約27ヶ月の4社上場廃止 (CTC + 富士ソフト + NTTデータ + SCSK)と並行する業界構造変化の動きです。
合併の戦略意図は3つ。第一に地理的補完性 (TIS首都圏地盤 + インテックの北陸 / 富山県本社地盤)、第二に業界別補完性 (TIS金融強み + インテック通信IT + 自治体IT強み)、第三にグループ一体運営によるシナジー効果と業務効率化です (インテックは合併前からTISの連結子会社で、TISのFY2024連結売上5,717億円に含まれているため、合併で連結の売上規模が増えるわけではありません)。合併後初年度 (FY2026 = 2027/3期) の通期業績開示まで、効果の定量評価は保留です。
TISインテック合併により、上場継続5社体制 (日立 / NEC / 富士通 / NRI + TISI)を維持しつつ業界再編が継続しています。詳細はL2業界再編と所有構造変動 (T4) + L2主要SIer業績比較 (T3)で個別整理しています。