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STAT DETAIL · DEMAND FORECAST

農業機械の需要見通し(日農工 機種別部会)

日本農業機械工業会(日農工)が毎年 11 月に公表する翌年需要見通しは、機種別部会(トラクター・コンバイン・田植機・耕うん機・防除機・乾燥機 等)の単位で当年実績と翌年見通しを示す業界の方向性指標です。最新版は令和 7・8 年(2025・2026)需要見通し(2025 年 11 月公表)で、業界としての需要回復シナリオの輪郭が示されました。本ページでは需要見通しの位置づけ、見通しと実績の対比方法、機種別の方向性、参照のしかたを整理します。需要見通しは予測値であり、実際の出荷確定値(年次確定値、翌年 3 月公表)との比較で予測精度や業界の見方の変化を確認することができます。

2025年
4,679億円9.1% YoY
出典: 日農工
ピーク (2021)
5,261億円
ピーク比 -11.1%
出典: 日農工
10年 CAGR
-0.34%
2016→2025
出典: CREX 算出

出荷額の推移(2016-2025年、億円)

合計値と前年比を棒グラフ上に表示
単位: 億円
01,5003,0004,5006,0004,824-7.6%164,874+1.0%174,972+2.0%185,104+2.6%194,517-11.5%205,261+16.5%214,992-5.1%224,720-5.5%234,287-9.2%244,679+9.1%25
出荷額(億円)前年比
20164,824-7.6%
20174,874+1.0%
20184,972+2.0%
20195,104+2.6%
20204,517-11.5%
20215,261+16.5%
20224,992-5.1%
20234,720-5.5%
20244,287-9.2%
20254,679+9.1%

方法論・補足

  • 【見通しの位置づけ】日農工の需要見通しは、業界団体としての公式な見通しで、機種別部会(トラクター部会、コンバイン部会等)単位で議論されたうえで毎年 11 月に公表されます。各機種ごとに当年実績見込みと翌年見通しが示され、業界の方向性を把握するための継続的な指標として機能しています。
  • 【公表サイクル】通常、毎年 10-11 月に各機種別部会が会議を開き、地方大会で発表された後にホームページで公開されます。直近 10 年分(平成 28 年・29 年版から令和 7 年・8 年版まで)が日農工サイトで継続的に公開されています。
  • 【実績との対比】見通しは予測値、実績(年次確定値)は翌年 3 月公表のため、見通しと実績の差を時系列で追うと業界の予測精度や見方の変化が見えやすくなります。例えば 2020 年(令和 2 年)はコロナ前の見通しで前年並みを想定していたものが、実績では -11.5% と大幅に下振れしました。
  • 【参照のしかた】本サイトでは数値中心の出荷統計(market-size)と方向感の見通し(本ページ)を併用することで、業界の現状把握と先行きの見方を立体的に整理できます。需要見通しは PDF 形式で機種別部会単位の詳細が記載されているため、特定機種の見通しを深掘りする場合は元 PDF を直接参照することが必要です。
  • 【見通しの限界】見通しは業界団体としての主観的な予測であり、為替・原材料費・政策変更(補助金等)の急変には対応しきれない場合があります。実績との乖離が生じた年(例:2020 年・2024 年)の事後分析は、業界の構造変化を理解する手がかりとして有用です。
データ出典
出典: 日本農業機械工業会 需要見通し(毎年 11 月公表)/ 日農工 年次確定値(実績、翌年 3 月公表)
農業機械
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