売上・収益性で先頭のFOOD & LIFE COMPANIESと、国内店舗数で拮抗するはま寿司
FOOD & LIFE COMPANIESは、回転寿司のスシローを中核とする寿司業界の最大手です。連結売上は4,295億円(2025年9月期)で売上首位、営業利益は360億円、ROEは26.9%と上場4社で最も高い水準にあります。自己資本比率は24.0%と4社のなかでは低めで、積極的な出店投資を負債も使って進めている姿がうかがえます。店舗網は国内のスシローが667店、海外のスシローが台湾・香港・中国・東南アジアを中心に304店(いずれも2026年6月末)で、海外売上の構成比を引き上げる方針を掲げています。2026年9月1日付で持ち帰り寿司の京樽をSRSホールディングスへ譲渡し、経営資源を国内外のスシロー事業に集中させています。
これに対し、はま寿司は牛丼のすき家などを展開するゼンショーホールディングスの子会社で、単独では上場していません。国内店舗数は664店(2026年3月末)とスシロー(667店、2026年6月末)に並ぶ水準にあり、両社が国内首位を争っています。海外も198店を展開し、総店舗数は862店です。ただし、海外を含む総店舗数ではスシロー(971店)がはま寿司(862店)を上回ります。
はま寿司の業績は親会社ゼンショーの連結のなかで開示され、ゼンショーの連結売上は牛丼や小売を含む全社で1兆2,640億円(2026年3月期)と1兆円を超えます。同社が事業別の内訳として開示するはま寿司(国内・海外計)の売上高は3,202億円(2026年3月期)で、くら寿司の連結売上2,451億円を上回る規模です。はま寿司の店舗数の前期比や出店ペースは親会社の開示に限られるため、本ページでは時点を明記した店舗数で比較しています。