日本勢と中国勢は、何を軸に競争しているのか?
世界ランキングでは、コマツ(2位)・日立建機(7位)の日本勢と、XCMG(4位)・SANY(6位)などの中国勢が上位で競っています。中国勢は上位50社に13社が入り、価格競争力と巨大な自国市場を武器に順位を上げ、2026版ではXCMGがジョンディアを抜いて3位へ浮上しました。
日本勢が強みを持つのは、油圧ショベルと鉱山機械です。コマツは無人ダンプトラック運行システムを鉱山向けに展開し、ICT施工・自動化でも先行しています。日立建機は鉱山機械と部品・サービス事業を強化しています。両社とも、機械単体の価格ではなく、ICT・自動化・アフターサービスを組み合わせた付加価値で差別化を図っています。
競争の軸は、コスト競争力で攻める中国勢に対し、日本勢が技術とサービスでどこまで優位を保てるかにあります。資源価格に連動する鉱山機械、データを使った現場の生産性向上、電動化への対応が、今後の競争力を左右する焦点です。